2022 年度(令和 4 年度)決算 特別養護老人ホーム(従来型・ユニット型)の経営分析参考指標の概要について
独立行政法人福祉医療機構から、「2022 年度(令和 4 年度)決算 特別養護老人ホーム(従来型・ユニット型)の経営分析参考指標の概要について 」が公表されています。
こちらの調査は、独立行政法人福祉医療機構が融資先から提出された財務諸表等を基に、毎年、
特別養護老人ホーム(従来型・ユニット型)の経営状況について、経営分析参考指標として集計・
分析しているものです。
【2022年度決算の概要】
●サービス活動収益対サービス活動増減差額比率は、従来型で 0.3%と前年度より 1.1 ポイント
低下し、ユニット型で 4.1%と前年度より 0.7 ポイント低下した。
●利用率は、従来型で特養入所 92.7%と前年度より 0.9 ポイント低下、ユニット型で
特養入所93.3%と前年度より 0.6 ポイント低下した。
●利用者 1 人 1 日当たりサービス活動収益は、従来型で 12,787 円と前年度より 381 円上昇、
ユニット型で 14,944 円と前年度より 379 円上昇した。
●人件費率は、従来型で 65.7%と前年度より 0.2 ポイント低下、ユニット型で 62.9%と
前年度より 0.2 ポイント低下した。また、従事者 1 人当たり人件費は、従来型で 4,501 千円と
前年度より 33 千円上昇、ユニット型で 4,311 千円と前年度より 109 千円上昇した。
●経費率は、従来型で 29.5%と前年度より 1.2 ポイント上昇、ユニット型で 25.9%と前年度より
1.2 ポイント上昇した。経費のうち、水道光熱費率は従来型で 6.0%と前年度より 1.1 ポイント
上昇、ユニット型で 5.4%と前年度より 1.1 ポイント上昇した。
●赤字施設(経常増減差額が 0 未満)の割合は、従来型で 48.1%と前年度より 6.1 ポイント上昇、
ユニット型で 34.5%と前年度より 4.1 ポイント上昇した。
詳しくは以下のURLから確認できます。
独立行政法人福祉医療機構ホームページ
https://www.wam.go.jp/hp/wp-content/uploads/pr2337.pdf