令和6年度の同時報酬改定に向けた意見交換会
厚生労働省は令和6年度の診療報酬・介護報酬・障害福祉サービス等報酬の同時改定に向けて、「令和6年度の同時報酬改定に向けた意見交換会」を今年に入って3回開催しています。
第1回令和6年度の同時報酬改定に向けた意見交換会(令和5年3月15日開催)
第2回令和6年度の同時報酬改定に向けた意見交換会(令和5年4月19日開催)
第3回令和6年度の同時報酬改定に向けた意見交換会(令和5年5月18日開催)
そして6月14日に開催されました中央社会保険医療協議会・総会(第546回)で、その概要が報告されました。「令和6年度の同時報酬改定に向けた意見交換会」では以下のテーマが話し合われ、それぞれ意見が出されています。
1. 地域包括ケアシステムのさらなる推進のための医療・介護・障害サービスの連携
(1)医療・介護・障害サービスの連携
①今後の重点的な課題を踏まえた医療・介護連携
②医療・介護DX
③医療・介護と障害福祉サービスとの連携
(2)医療・介護連携を推進するために必要な主治医と介護支援専門員の連携
2. リハビリテーション・口腔・栄養
(1)リハビリテーション・口腔・栄養の一体的な取組
(2)リハビリテーション
(3)口腔
(4)栄養
3. 要介護者等の高齢者に対応した急性期入院医療
(1)急性期疾患に対応する医療機関等
(2)高齢者の心身の特性に応じた対応
(3)入退院支援
(4)医療・介護の人材確保
4. 高齢者施設・障害者施設等における医療
(1)高齢者施設・障害者施設等の医療提供機能
(2)医療機関と高齢者施設等との連携
(3)高齢者施設等における薬剤管理
(4)感染症対策
5. 認知症
(1)地域包括ケアシステムにおける認知症の人への対応
(2)医療機関・介護保険施設等における認知症の人への対応
(3)認知症の人に係る医療・介護の情報連携
6. 人生の最終段階における医療・介護
(1)人生の最終段階における意思決定支援
(2)本人の意思に基づく医療・介護の提供
7. 訪問看護
(1)更なる高齢化を見据えた訪問看護の役割等
(2)地域のニーズに応えられる訪問看護の提供体制
(3)介護保険と医療保険の訪問看護の対象者
(4)介護保険と医療保険の訪問看護に関する制度上の差異
8. 薬剤管理
9. その他
これらの意見を踏まえて、具体的な改定の論議が今後進められて行きます。
ご興味のある方はリンク先よりご確認ください。