2025年11月25日~11月28日に開催しましたセミナー「社会福祉法人のWebサイト戦略 選ばれる法人になるための見直しのポイントと集客施策」では、外部講師をお招きし、Webサイトリニューアルの必要性、職員確保のための求人票作成時のポイントについて取り上げました。
目次
なぜ今、Webサイト戦略を見直すべきなのか?
少子高齢化と深刻化する人材不足。地域に根差した社会福祉法人が、利用者の確保や職員の採用というかつてない大きな課題に直面しています。
かつては口コミや地域のつながりが主だった施設の情報収集も、今は求職者も利用希望者もまずWebサイトで確認する時代に変わりました。施設の第一印象を左右し、採用と集客の成否を握るカギは、Webサイトに他なりません。
本セミナーでは、この変化に対応し、「選ばれる法人」となるための具体的なWeb戦略と、それを実現するための経営基盤強化のポイントを、成功事例を交えて徹底解説しました。このレポートが、貴法人の次なる一歩を踏み出すためのヒントとなれば幸いです。
開催概要と講師情報
- セミナータイトル:社会福祉法人のWebサイト戦略 選ばれる法人になるための見直しのポイントと集客施策
- 開催日時:2025年11月25日(火)10:00~11月28日(金)16:00(オンデマンド配信)
- 開催形式:オンライン
- 講師:熊谷 安紘 様(コロニーインタラクティブ株式会社)、堺 宏和 様(辻・本郷 ITコンサルティング株式会社)
- 主催:一般社団法人福祉経営研究機構

セミナーで明らかになった参加者の共通課題
セミナーに寄せられたアンケート結果から、多くの法人が共通して抱える具体的な悩みが浮き彫りになりました。
課題の根源はコンバージョンの低さ
参加者がWebサイトで最も深刻に感じている課題は、デザインの古さや更新頻度の問題よりも、その成果に関するものでした。
参加法人が直面する Webサイトの最大の課題(アンケート結果より)
- 1位:問い合わせや応募に繋がらない(16%)
- 2位:デザインが古く、法人の魅力が伝わらない(11.4%)
- 2位:Webサイトの更新がしばらくできていない(11.4%)
Webサイトが存在するだけでは不十分で、実際に採用や利用の申し込みという結果に結びついていない現実が、多くの法人の悩みの中心にあることが分かります。
最も役立った実践的な解決策は求職者に届く2つのポイント
参加者が特に参考になったと回答した項目は、この成果に繋がらない課題を解決するための具体的な手法に集中しました。
1. 成功するWebサイトの3原則と勝ちパターン
最も多くの参加者が参考になったと選んだのが、具体的なWebサイト設計の原則です。
- スマホ対応: 求職者の多くが利用するスマートフォンでの表示最適化
- 情報設計: ユーザーが求める情報へ迷わずたどり着ける設計
- 多様な連絡手段: 電話、メール、フォームなど、ユーザーに合わせた多様な窓口の設置
特に、職員の声や働く環境といった、求職者が自分ごととして考えられる情報を充実させることが、応募率向上のための勝ちパターンであることが強調されました。
2. Webサイト戦略を求人票に繋げる重要性
2番目に参考になった点として、Webサイト集客と採用プロセスの終着点である求人票作成の重要性が挙げられました。
せっかくWebサイトで興味を持ってもらっても、求人票で「曖昧な労働条件」や「キャリアパスの不明確さ」といった落とし穴があると、優秀な人材は逃げてしまいます。Webサイトと求人票が連動し、一貫したメッセージと明確な条件を提示することが、採用成功の鍵となります。
次なる一歩を踏み出しませんか?
本セミナーを通じて、Webサイトは単なる広報誌ではなく、職員採用と利用者確保の営業ツールであるという認識が、参加者の間で強く共有されました。
福祉経営研究機構では、Webサイト戦略をはじめ、その土台となる財務会計・人事労務といった総合的な法人経営に関して、社会福祉法人の皆様が直面する具体的な課題解決を継続的に支援しており、相談内容に応じて専門事務所をご紹介することが可能です。
話を聞いてみたい、どこに相談したらよいか分からない、なども大歓迎です。お気軽に「お問い合わせ」よりご連絡ください。
セミナー関連リンク