独立行政法人福祉医療機構から表題のレポートが発表されています。
福祉医療機構では、毎年度、貸付先の通所介護事業所および認知症対応型通所介護事業所から、
経営状況等について報告を受けています。
本レポートではその報告から、2022 年度決算に係る経営状況についての分析がなされています。
【通所介護の経営状況は悪化し、半数近くが赤字】
➢ 通所介護事業所の経営状況
●利用率の低下および水道光熱費率の上昇により、サービス活動増減差額比率が低下。
赤字事業所割合は半数近くを占める。
●通常規模型の事業所及び営利法人以外の事業所では、サービス活動増減差額比率がマイナス値。
●黒字事業者と比較すると、赤字事業所のほうが利用率が低く、さらに開設経過年数も長い 。
➢ 認知症対応型通所介護事業所の経営状況
●サービス活動増減差額比率が低下し、赤字事業所割合は 4 割にまで拡大。
●赤字事業所は、利用率・登録者数が少なく、収益面で課題。
詳しくは以下のURLから確認できます。
独立行政法人福祉医療機構ホームページ
https://www.wam.go.jp/hp/wp-content/uploads/240228_No.012.pdf