社会福祉法人経営動向調査(2024年3月実施)

独立行政法人福祉医療機構は、社会福祉法人及び特別養護老人ホームの経営における現場の声・
実感を把握し、社会福祉政策の適切な運営に寄与するため、四半期ごと(6月・9月・12月・3月)に「社会福祉法人経営動向調査(WAM短観)」を実施しています。

今回2024年3月に実施された調査の対象は、特別養護老人ホームを運営する社会福祉法人530法人(WAMに登録しているモニター)で、そのうち376法人から回答があり、その結果を公表して
います。

【社会福祉法人の結果(概要)】
業況のDIは、前回調査から2%ポイント低下し、△16となった。
・ サービス活動収益のDIは、前回調査から4%ポイント低下し、△16となった。
・ サービス活動増減差額のDIは、前回調査から6%ポイント低下し、△20となった。
・ サービス活動収支(黒字・赤字)のDIは、前回調査から5%ポイント低下し、△6となった。
・ 資金繰りのDIは、前回調査から1%ポイント低下し、△20となった。
・ 従業員数のDIは、前回調査とほぼ同水準の、△67となった。

【特別養護老人ホームの結果(概要)】
・ 人件費のDIは、前回調査から2%ポイント上昇し、46となった。
・ 稼働率のDIは、前回調査から5%ポイント低下し、△18となった。
・ 他施設の競合のDIは、前回調査から4%ポイント低下し、△45となった。
・ 待機者のDIは、前回調査から4%ポイント低下し、△37となった。

 

詳しくは以下のURLから確認できます。
ワムネットバナー3 独立行政法人福祉医療機構ホームページ
https://www.wam.go.jp/hp/wp-content/uploads/sh_survey_202403.pdf